今日の日報

都内で飲食店を営む私が①その日の出来事②健康に役立つトピックス③心を伝える使えるメモの技 について日報形式で書いています

☆故郷がチャイナタウン化☆ ☆ベニバナ油はなぜ消えたのか☆

5月26日

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・今日も物凄く熱い1日で5月なのに猛暑でした。

 

・猫大好きAさんご来店!

 

・都内外資系ホテルの備品調達日で働くBさんご来店!

Bさんは学生の頃オーストラリアに留学していて4か国語に堪能らしいのですが、オーストラリアは物価がバカ高だったそうです。

ビッグマックセットが日本だと700円くらいだけどオーストラリアだと12ドルくらいだそうです。

外食は安くても普通に2000円以上するし、家賃もとても高く、夏休みなどの長期休みは家を引き払って飛行機で帰国した方が安く済むので長期休みは必ず帰国していたそうです。

オーストラリアは良いところもあるけれど決して住みやすくはないそうです。

ちなみに、Bさんととても仲の良いニュージーランド人の友達がいるそうなのですが、その友達が久しぶりに実家に帰ったら町に中国人と中国語が溢れチャイナタウンになってしまっていたらしいです。

 

 

 

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ベニバナ油はなぜ消えたのか?

 

私の子供の頃のサラダオイル、食用油のイメージはベニバナ油でした。

恐らく「ベニバナ油は、ア~ジノモト~♪」というCMの歌に洗脳されていただけだと思いますが、それにしても最近スーパーでベニバナ油を見ることはめっきりなくなりました。

ベニバナ油がなぜ消えてしまったのか、調べてみました。

 

ベニバナ油はなぜ消えたのか

ベニバナ油とは>

ベニバナを原料とする油。

ベニバナ油、別名サフラワー油。(ひまわり油=サンフラワー油とは別物)

ベニバナ自体は色素原料として古くから利用されてきたが、食用油として利用されるようになったのは近代からで1950年代にアメリカで商業生産されるようになった。

より安価な大豆油は工業用、ベニバナ油リノール酸を含む健康的な高級油として普及した。

 

ただ、リノール酸は摂りすぎると副作用があること、オレイン酸を主成分とするベニバナの変種が発見されたことにより、高オレイン酸タイプのベニバナ油へと90年代にシフトした。

 

 

<昔のベニバナ油の問題点>

リノール酸が多すぎる。(80%)

リノール酸は酸化しやすいので癌になりやすい、血管をつまらせる、アレルギーを引き起こすなど、少量では問題ないが摂りすぎると健康に害がある。

②油なのに高温に向かない。

リノール酸は200℃前後の高温で加熱されると「ヒロドキシノネナール」という毒物に変化してしまう…! 揚げ物なんてできません!

③製造方法がマズイ

ベニバナはキャノーラ油と同じように種子をヘキサンという石油系溶剤に浸し一気に絞る方法で抽出します。

この方法だと有害物質が残留し、トランス脂肪酸も生成されてしまいます。

 

 

<問題点を解決するために>

・従来の高リノール酸タイプではなく高オレイン酸タイプを選ぶ

・低温圧搾(コールドプレス)法で作られた油を選ぶ

 

 

<なぜベニバナ油は消えたのか>

今日スーパーで見たところ、ベニバナ油は消えてはおらず普通に売られていました(!)

ただ昔と違いテレビCMがなくなったので私が「消えた」のだと思っていたようです。

現在のCMは「低カロリー」「脂肪がつきにくい」「サラサラ」と言った「油=太る」というイメージを払拭するためのキャッチコピーが溢れているのでベニバナ油という名前がコピーとして使われなくなっているのかもしれません。

 

 

<遺伝子組み換えかどうか>

遺伝子組み換え食品会社ワースト2日清オイリオでさえ、ベニバナは非遺伝子組み換え原料を使っているようです。

遺伝子組み換えかどうかという観点ではベニバナ油は安心できる原料のようです。

油の抽出法を薬品ではなく低温圧搾法の物を選べば間違いないようです!

 

 

ベニバナ油はその美しい花のイメージから何となく素敵な油のように思っていましたが、製造方法が気持ち悪いので二度と食べたくなくなりました。

ただ、低温圧搾法で作られている油は素晴らしいようなのでもし買うなら低温圧搾法で作られた物を選ぶようにしたいです。